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2009年12月13日

長寿祝いには「外のし」と「内のし」を

長寿祝いには、還暦や古希、米寿など様々なものがあります。
高齢化がすすむ日本では、長寿祝いの品を贈る機会も多いでしょう。

長寿祝いに限ったことではないですが、一般に、贈り物の品を贈る時には「のし紙」を使い、水引は白赤、または金銀の蝶結びのものを使います。

贈り物の品には欠かすことのできないのし紙ですが、のしには「外のし」と「内のし」があることをご存知ですか?

内のしは、贈り物の品の箱に直接のし紙を貼り、その上から包装紙で包む方法のことを指します。
外のしは、贈り物を包装紙で包んでから、のし紙をかける方法です。
のし紙には表書きとして、「長寿御祝い」「寿福」などお祝いの題目や、自分の名前も書かれていますから、のし紙が表に出ている外のしは、一目で誰からの、どんなお祝いの品なのかが相手にすぐに分かるというわけです。
反対に、内のしの場合は、包装紙を開けてみないと詳しいことは分からないということになりますね。

一般的に、関西から九州は内のし、関東から東北は外のしがよく使われているそうですよ。内のし、外のしは、どちらが正しい、ということはありませんから、どちらでも自分の好みで選べば良いと思います。
ただ、たくさんの贈り物があり、皆の前で披露されるようなことがある場合は、ぱっと見て誰からの贈り物なのかがすぐに分かる外のしにしておいた方が良いかもしれませんね。
贈る相手や贈る時の状況を考えてみて、その場面に合った方法を選ぶと良いですね。



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Posted by ryu  at 00:00 │長寿祝いのマナー